たんぱく質に関する 3つの迷信
今回はたんぱく質に関する「迷信」を学び、肉、卵、その他栄養素
に関する誤った情報をアップデートしていきましょう。
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迷信その1
タンパク質は摂れば摂るほどいい
筋肉の形成や強化、またダイエットにも有効とされる栄養素
ですが摂り過ぎには注意が必要です。
たんぱく質は消化されると腎臓で老廃物を体外に排出するために
尿酸の血中濃度が上昇します。
しかし摂りすぎると腎臓に負担をかけ痛風の症状を発生する危険があります。
迷信その2
植物からだけでは完全なたんぱく質を十分に摂取できない
以前までは、アミノ酸を完全に摂取するためには必須アミノ酸を全て含む
植物性たんぱく質（大豆製品など）を組み合わせなければならないと考えられてきました。
しかし現在では1日をとうして様々な食品群からなる食事をしていれば
1回の食事で植物性たんぱく質を組み合わせる必要はないという報告もあります。
迷信その3
チーズを食べることはたんぱく質を摂取する良い方法である。
チーズは高たんぱく質ですが一方で高カロリーで塩分量が多く含まれる食材です。
日本人の食事摂取基準では、1日そう摂取量が2000カロリーの場合飽和脂肪酸は16g
食塩は1日7.5g未満を推奨されています。
つまりスライスチーズ2枚を食べるだけで1日の摂取量の半分以上を摂取してしまうので
食べるなら低脂質のもの「カッテージチーズ、リコッタチーズ、モッツァレラチーズ」を
選びましょう。
まとめ
たんぱく質の摂りすぎは体にとって悪影響になる。
全ての食事で植物性たんぱく質と動物性たんぱく質を組み合わせなくても良い。
たんぱく質摂取にチーズは向かない。